家づくりQ&A 第14回

いえづくりQ&A、14回目です。 Q:今回は、前回の続きですね? A: 前回は「地鎮祭」でしたからは、今回は「上棟式」について少し説明します。 「上棟式」は棟木を棟に上げるときに家の守り神や工匠の神にここまでの工事の無事と竣工までの安全と幸を祈るお祭りです。工程の中で最も重要な儀式とされ、古代から重視されてきました。ほかは省略されてもこれだけは必ず行われます。 祭神は時代や地域で若干ちがいがあるようですが、家の守り神として屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと)、屋船豊宇気姫命(やふねとようけのひめのみこと)、工匠の守り神として手置帆負命(たおきほおひのみこと)、彦狭知命(ひこさしりのみこと)の四神をメインに、その土地の産土神をあわせて祭ります。 式次第は基本的に「地鎮祭」と同じですが、祝詞奏上の後に、上棟式独特の儀礼として曳綱の儀(棟木を曳き上げる)、槌打の儀(棟木を棟に打ちつける)、 散餅銭の儀(餅や銭貨を撒く、所謂「餅まき」ですね)が行われます。 ここまで古式にのっとった上棟式はさすがに見かけませんが、田舎の方では今でもたまに「餅まき」を見ることがありますね。

0回の閲覧

最新記事

すべて表示

家づくり Q&A 第122回

家づくりQ&Aの122回目です。 前回、ことわざのはなしが出ましたので、畳にまつわることわざを拾ってみました。 最近ではあまり聞かれなくなったものもあります。 「起きて半畳、寝て一畳」 どんなに広大な屋敷に住んでいても一人の占める面積はわずか一畳か半畳であるというたとえ。 「畳水練」 理屈や方法だけに詳しくて、実際の役に立たないこと。 「悪人は畳の上では死なれぬ」 悪いことをする人は、快適な畳の

家づくりQ&A 第121回

家づくりQ&Aの121回目です。今回は畳表について。 俗に「女房と畳は新しい方が良い」と言われることがあります。新妻と新しい畳は、清々しくて気分がよいということから転じて、新しいものは清々しくて美しいという意味のことわざです。 今となっては堂々と使える場は少なくなりましたが、畳の清々しさは、畳表に使われている藺草(イグサ)に由来します。 イグサはイグサ目イグサ科イグサ属の単子葉植物で、種とし

© 2023 by ShureArchitects. Proudly created with Wix.com