top of page
執筆者の写真CAVOK/土居良助

家づくりQ&A 第15回

Q:工事が始まると僕らの親世代は、休憩時間などに毎日お茶を出したという話を聞きます。なかなか大変そうですが・・・。 A:昔はそのようなこともあったように聞きますが、最近は職人さん自身でお茶などの手配をするのが一般的です。また施工会社によっては、お茶などの提供は不要である旨あらかじめ申し出がある場合もあります。 ですが、そういわれても気になるのが「お茶出し」です。そこで、ちょっと考えてみました。 「お茶出し」の最大の難関は、「どのタイミングで持って行けばいいか?」と「何人分用意すればいいか?」の二点です。これがクリアできればかなり気が楽になるのではないでしょうか。 例えばこんな方法はどうでしょう。お茶は大きめのポットに用意し、紙コップで提供します。あわせてお菓子などは小分けの袋に入ったものを用意します。これらを作業開始前に現場の定位置に用意し、夕方下げてきます。 初めのうちは、事前に設計事務所や、現場の監督さんに連絡しておけばよいでしょう。そのうち、職人さんともじかに話ができるようになってくれば、出し方もスムーズになると思います。 なにより「お茶出し」は気持ちのものですし、また建て主さんと職人さんとの数少ないコミュニケーションの手段の一つです。ストレスにならない程度で、できる範囲で行えば十分だと思います。

閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

家づくり Q&A 第122回

家づくりQ&Aの122回目です。 前回、ことわざのはなしが出ましたので、畳にまつわることわざを拾ってみました。 最近ではあまり聞かれなくなったものもあります。 「起きて半畳、寝て一畳」 どんなに広大な屋敷に住んでいても一人の占める面積はわずか一畳か半畳であるというたとえ。...

家づくりQ&A 第121回

家づくりQ&Aの121回目です。今回は畳表について。 俗に「女房と畳は新しい方が良い」と言われることがあります。新妻と新しい畳は、清々しくて気分がよいということから転じて、新しいものは清々しくて美しいという意味のことわざです。...

コメント


bottom of page