Q:竣工間際ですが、施主が参加できることは何かありますか? A:工事完了の段階で、「竣工検査」を行います。施工者、設計者もそれぞれの立場で行いますが、「施主による竣工検査」も行いましょう。要相談ですが、設計者や施工者の検査に同行させてもらってもいいかもしれません。 この時のポイントはユーザーの視点から、ドアの開閉具合やクロスの汚れ、設備機器の状況などを確認するということです。 何か問題があれば補修・追加・手直しなどの工事が行われます。これらを総称して「駄目工事」といいます。これが終わると最終確認をして、一般的にはこのあとクリーニングが行われます。 電力会社や水道事業者、ガス会社による検査や本管との接続工事が行われるのもこのころです。 また、この時期から入居までの間を利用して見学会を開催させてもらえると、設計者・施工者にとって次へのPR活動となり、大変ありがたいです。
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