Q:では蛍光灯についてお願いします。 A:はい、では蛍光灯の話をすこし。 蛍光灯の原型はドイツの物理学者ハインリッヒ・ガイスラーによって作られたガイスラー管と考えられています。 発光の原理は白熱電球と全く異なります。その仕組みはガラス管の端にある電極から放出された電子が、ガラス管に封入された水銀電子に衝突して紫外線を発し、さらにそれがガラス管の内側に塗られた蛍光塗料を照射することにより可視光線を発するというものです。 最近では、青みの強い色から白熱電球に近い色まで多様な製品が製造されており、様々な場所で使われるようになりました。 また、同じ明るさでも消費電力は白熱電球に比べて低く、寿命も長いため(6,000 - 20,000時間)、白熱電球の製造中止に伴い、電球型の蛍光灯がさらに普及するでしょう。 ですが、2020年以降に水銀の使用と輸出入を規制する条約の批准にむけた動きもあり、いずれはLED照明に置き換えられるのではないかと思います。
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