Q:前回のお話で、地盤調査が話題になってましたが、色々あるのですね。 A:そうですね、国交省の告示では9種類ほど挙げられていますが、木造住宅の規模で採用されるのは主に、標準貫入試験(ボーリング調査)、平板載荷試験、SWS試験、表面波探査試験の四種類です。その中でもSWSと表面波探査法は最もポピュラーです。 たとえば、SWS試験は、100キロの重りを載せたドリル付の金属棒を回転させながら地盤の締まり具合を測定する方法です。調査可能な深さは5~10mくらいで、木造住宅規模の調査方法としては最適です。 表面波探査試験は、起振器で地盤に物理的な振動を与え、その伝わり方で地盤の締まり具合を調べます。最近よく見かけますが、専門家でないと判定できないことが難点といえば難点ですね。
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