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執筆者の写真CAVOK/土居良助

家づくりQ&A 第37回

Q:いえづくりで大変なのが度重なる打ち合わせですね。

A:確かに打合せの回数は多いです。かなり億劫になります。

ですが、設計者、施工者と並んで建て主さんも家づくりの当事者です。 家電を買うのとはわけが違います。しんどいですが、家づくりに参加しているという自覚をもって打ち合わせに臨んでください。

それは僕からのお願いです。

よく言われることですが、ご主人主導で話が進むとカッコいい家にはなりますが、奥さんにとっては家事動線のわるい家になりがちです。

ご夫婦双方が思っていることを打ち合わせの時に遠慮なく、すべておっしゃって下さい。そうすることによって物事の優先順位が決まっていき、家に対する共通のイメージが確立し、次第に家族にとって住みやすい家になっていきます。

それから、お子さんの持っているイメージも結構重要です。ある程度の年齢のお子さんがいれば、お子さんにも発言の機会を与えてあげてください。

家づくりは家族全員が関わるプロジェクトなのですから。

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