Q:横浜のマンションが大変ですね。ところで話題になっている杭基礎ってなんですか?
A:地盤が悪くて浅い基礎では建物が沈んでしまうような場合に 、地中の深いところまで届く杭を打ち込んでその上に建物を載せる基礎のことです。
杭は建物の支え方と素材の違いによって分類されます。
支え方としては、地中深くの堅い層まで杭を打ち込んで建物を支える形式と、杭の表面と土との摩擦力で支える形式のものがあります。
素材としては、古くからある木杭(東京駅は11050本の松杭が使われていました。この話はまた別の機会に)のほか、コンクリート製のものや、鋼鉄製のものがあります。今回問題となっている杭は鋼管杭のようですね。
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