今年に入って、住宅のリフォームについて話を進めています。 特に、ここ7回ほどは調査の内容について説明を進めていますが、具体的にどんな調査をするのか振り返ってみますと、
1. 床下調査 2. 小屋裏調査 3. 地盤強度試験 4. 常時微動測定 5. コンクリート強度試験 6. 柱・床の傾斜測定 7. 立面図の作成 8. 展開図の作成 9. 断熱性能調査 10. 環境家計簿の作成 11. 照度測定 12. 水道・ガス・電気の状況調査 13. バリアフリーの現状調査
の13項目になります。 前回までにそのうちの5項目目まで説明しました。
Q:6項目目の『「柱・床」の傾斜測定』はどんなことをするのですか
A:文字通り、床や柱の傾き具合を東西方向と南北方向について傾斜計や下げ振りを使って測定します。傾きの度合いや傾きの傾向などから建物の劣化の状況が読み取れますので、この測定は建物の劣化を確認する重要な指標のひとつといえます。
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