家づくりQ&A 第91回

今回も住宅の耐震診断ネタが続きます。 思い違いをしがちなのですが、建物のなかで地震の力を引き受ける部分は「柱」ではなくて「壁」です。そして重要な要素は壁の配置のバランスです。 建物の中でも壁の少ない部分はよく揺れますし、よく揺れるということはそこから壊れていく可能性が非常に高いということです。 ここで大切なことは壁の長さです。概ね90センチ以上あれば壁として地震に対応できますが、幅の狭い壁は耐震的な役割を果たせません。 そのあたりを念頭に置いて東西南北の四面についてどの程度壁が配置されているか調べてみてはいかがでしょうか。外周の壁はバランスよく配置されていますか?

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家づくり Q&A 第122回

家づくりQ&Aの122回目です。 前回、ことわざのはなしが出ましたので、畳にまつわることわざを拾ってみました。 最近ではあまり聞かれなくなったものもあります。 「起きて半畳、寝て一畳」 どんなに広大な屋敷に住んでいても一人の占める面積はわずか一畳か半畳であるというたとえ。 「畳水練」 理屈や方法だけに詳しくて、実際の役に立たないこと。 「悪人は畳の上では死なれぬ」 悪いことをする人は、快適な畳の

家づくりQ&A 第121回

家づくりQ&Aの121回目です。今回は畳表について。 俗に「女房と畳は新しい方が良い」と言われることがあります。新妻と新しい畳は、清々しくて気分がよいということから転じて、新しいものは清々しくて美しいという意味のことわざです。 今となっては堂々と使える場は少なくなりましたが、畳の清々しさは、畳表に使われている藺草(イグサ)に由来します。 イグサはイグサ目イグサ科イグサ属の単子葉植物で、種とし

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