top of page
執筆者の写真CAVOK/土居良助

家づくりQ&A 第94回

今日も、もう少し住宅の耐震診断ネタを続けます。 壁の話を91回目でしましたが、それとはちょっと違う壁の話です。

2階の外壁の下に、1階の外壁や内壁がありますか? 91回は東西南北での壁のバランスについて考えましたが、今回は上の階と下の階での検討です

2階の壁の下に1階の壁があれば、地震の力はスムーズに1階の壁に伝わります。しかし、そうでなければ2階の床を介して1階の壁に力が伝わるため、2階の床面に大きな力がかかります。

十分に2階の床面が強ければよいのですが、そうでなければ地震時に床が壊れるかもしれません。

もちろん、平屋であれば上記のような心配がないので、2階建てより安心です。

閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

家づくり Q&A 第122回

家づくりQ&Aの122回目です。 前回、ことわざのはなしが出ましたので、畳にまつわることわざを拾ってみました。 最近ではあまり聞かれなくなったものもあります。 「起きて半畳、寝て一畳」 どんなに広大な屋敷に住んでいても一人の占める面積はわずか一畳か半畳であるというたとえ。...

家づくりQ&A 第121回

家づくりQ&Aの121回目です。今回は畳表について。 俗に「女房と畳は新しい方が良い」と言われることがあります。新妻と新しい畳は、清々しくて気分がよいということから転じて、新しいものは清々しくて美しいという意味のことわざです。...

Comments


bottom of page