Project no.6 屋島中町の家

この住宅は高松中心街から東へ行った、屋島の麓にあります。

築48年経ったクライアントのお父様の生家を、三世代が暮らす住宅へと作り変えるという依頼でした。

そこで、地域の「住宅医」の力をかりて詳細な現況調査を行い、その結果を踏まえて計画に着手しました。

改修前、この住宅は北側にあるLDKを各居室が取り囲むような状態で、必ずしも使い勝手が良いものとはいえませんでした。
そこで、思い切ってリビングを南側に移動し、緑豊かな外部の景観と建物の伸びやかさを同時に手に入れることにしました。

一方で、丁寧なつくりの和室は最低限の補修にとどめ、もとの風情を大切に保つこととしました。

改修後のプランは玄関を中心として大きく東西にに分かれますが、コアとなるのは東側の中央部にあるダイニングです。ここから玄関、納戸、寝室と家の中を一回りできます。

ダイニングと一体となるキッチンはコンパクトにまとめましたが、流し台だけは家具屋さんにオーダーメードとし、細部までデザインしました。

広いシンク、ガスコンロ、ミーレの食洗機が機能的に配置されています。

また、クライアントご夫婦の個室となるダイニングの奥の和室は、若い世代のための部屋なので、既存の和室よりも軽いタッチでデザインしました。

苦労した甲斐があり、無事に国土交通省の平成28年度「長期優良住宅リフォーム推進事業」の補助金を得ることが出来ました。

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リビングからダイニングを望む