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CAVOK Architectsのめざすもの
● 四国の素材を使った「家づくり」
○ 四国のスギ・ヒノキ
香川県は平野が多く、山地がほとんどありません。また、気候は温暖で雨も少ない土地柄です。
住むには良い場所ですが、家づくりに不可欠な杉・桧の生育にとって恵まれた環境と言えません。
ですが、四国には良質の杉・桧を産する林産地が各地にあります。これらの材を使いたいと思います。
○ 香川の土
ゆくゆくは究極のエコ素材ともいえる土壁へシフトしたいと考えています。
残念ながら土壁のもととなる香川の練り土は販路の縮小から入手困難となってしまいました。
当面は四国の他県から入手せざるを得ないのですが、『NPO法人土壁ネットワーク』が香川の練り土の自給 を目指して開発を続けており、いずれ復活の見込みです。
● 職人の手による「家づくり」
現代では手仕事だけで家づくりをすることは現実的ではありません。また工業製品を全否定することもできません。
ですが、日々の生活の中で、普段使いのものは人の手による温かみのあるものを使いたいとも思います。家についても同様です。
また、作り手の顔が見えるということは、家への愛着にもつながると思います。
● 確かな性能を備えた「家づくり」
住宅は「住むための機械」として、確実な耐震性能と温熱性能も 必要だと考えます。そのためにも根拠をもって性能設計をしたいと考えます。
また、過度に数字にこだわることなく、日常生活とのバランスのとれた性能をめざします。
● 住みよいデザインによる「家づくり」
住み手の条件、敷地の制約を十分に考慮した穏やかでシンプルな「和」のデザインを目指します。
● リノベーションも「家づくり」
過去から住みつがれてきた住宅は家族や地域の「歴史的な遺産」でもあります。既存の住宅も次の世代に住み継いでいけるようにしたいと思います。