top of page

家づくりQ&A 第64回

Q:10項目目は環境家計簿の作成でしたね。環境家計簿ってなんですか A:これは、僕が所属する「住宅医協会」独特の調査項目だと思います。

簡単に言ってしまうと、そのお宅が使うエネルギー消費量や二酸化炭素の排出量を「見える化」しようという試みです。

その家庭が消費するエネルギーの大きさや排出する二酸化炭素の量は毎月の電気やガスの使用量から簡単な掛け算(使用量×換算係数)で計算できます。

毎月のガスや電気の明細があればこれを算出して、公表されている世帯の標準値と比較することでそのお宅の省エネの程度がわかるという仕組みです。

改修工事が終わって、新たな生活が始まってからも一年間ほど計算をしてみてください。どの程度省エネ性能が改善したかが比較できます。

でも、電気やガスの明細をちゃんと取っておくこと、はなかなか難易度が高いです(笑)。

閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

家づくり Q&A 第122回

家づくりQ&Aの122回目です。 前回、ことわざのはなしが出ましたので、畳にまつわることわざを拾ってみました。 最近ではあまり聞かれなくなったものもあります。 「起きて半畳、寝て一畳」 どんなに広大な屋敷に住んでいても一人の占める面積はわずか一畳か半畳であるというたとえ。 「畳水練」 理屈や方法だけに詳しくて、実際の役に立たないこと。 「悪人は畳の上では死なれぬ」 悪いことをする人は、快適な畳の

家づくりQ&A 第121回

家づくりQ&Aの121回目です。今回は畳表について。 俗に「女房と畳は新しい方が良い」と言われることがあります。新妻と新しい畳は、清々しくて気分がよいということから転じて、新しいものは清々しくて美しいという意味のことわざです。 今となっては堂々と使える場は少なくなりましたが、畳の清々しさは、畳表に使われている藺草(イグサ)に由来します。 イグサはイグサ目イグサ科イグサ属の単子葉植物で、種とし

bottom of page