top of page

家づくりQ&A 第76回

Q:早速ですが、解体が終わるといよいよ本格的な工事ですね。

A:そうですね。新築でも大規模リフォームでもほぼ同じなのですが、ものすごく荒っぽい方向付けをすると、工事は下から上へ、外から中へと進みます。(もちろんいつもそうなるわけではありません)

ということで、まず最初に取り掛かるのは基礎の工事です。

みなさんよく御存じだと思いますが、昭和56年以前の住宅の基礎は無筋コンクリートの布基礎がほとんどです。

このような場合は、一般的にはコンクリートの側面を斫り、目荒ししたうえで新たに鉄筋を差し込んで強固な鉄筋コンクリートの基礎を抱き合わせるという方法で補強します。

さらに古いものだと一様には決められませんから、ケースバイケースで最も良い補強方法を採用するということになります。

📷📷

閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

家づくり Q&A 第122回

家づくりQ&Aの122回目です。 前回、ことわざのはなしが出ましたので、畳にまつわることわざを拾ってみました。 最近ではあまり聞かれなくなったものもあります。 「起きて半畳、寝て一畳」 どんなに広大な屋敷に住んでいても一人の占める面積はわずか一畳か半畳であるというたとえ。 「畳水練」 理屈や方法だけに詳しくて、実際の役に立たないこと。 「悪人は畳の上では死なれぬ」 悪いことをする人は、快適な畳の

家づくりQ&A 第121回

家づくりQ&Aの121回目です。今回は畳表について。 俗に「女房と畳は新しい方が良い」と言われることがあります。新妻と新しい畳は、清々しくて気分がよいということから転じて、新しいものは清々しくて美しいという意味のことわざです。 今となっては堂々と使える場は少なくなりましたが、畳の清々しさは、畳表に使われている藺草(イグサ)に由来します。 イグサはイグサ目イグサ科イグサ属の単子葉植物で、種とし

bottom of page