top of page

家づくりQ&A 第88回

久しぶりのQ&Aですが、今回も住宅の耐震診断についてです。 耐震診断の時に尋ねられる項目の一つに「建物の形状」があります。 一般的に、デコボコの多い平面は地震の時にねじれるように変形するため、比較的弱いと言われます。言い換えると、長方形や正方形などシンプルな形状は揺れに対して強いということです。 ご自身のお宅の一階平面はL字やコの字などの複雑な形状になっていませんか? 実際の建物は色々と凹凸があってなかなか判断しにくいものですが、とりあえず90cm以下のデコボコは一応無視して判断してみてください。

閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示

家づくり Q&A 第122回

家づくりQ&Aの122回目です。 前回、ことわざのはなしが出ましたので、畳にまつわることわざを拾ってみました。 最近ではあまり聞かれなくなったものもあります。 「起きて半畳、寝て一畳」 どんなに広大な屋敷に住んでいても一人の占める面積はわずか一畳か半畳であるというたとえ。 「畳水練」 理屈や方法だけに詳しくて、実際の役に立たないこと。 「悪人は畳の上では死なれぬ」 悪いことをする人は、快適な畳の

家づくりQ&A 第121回

家づくりQ&Aの121回目です。今回は畳表について。 俗に「女房と畳は新しい方が良い」と言われることがあります。新妻と新しい畳は、清々しくて気分がよいということから転じて、新しいものは清々しくて美しいという意味のことわざです。 今となっては堂々と使える場は少なくなりましたが、畳の清々しさは、畳表に使われている藺草(イグサ)に由来します。 イグサはイグサ目イグサ科イグサ属の単子葉植物で、種とし

bottom of page