top of page

家づくりQ&A 第97回

6月18日の大阪の地震は驚きました。 被災された方々にはお見舞い申し上げます。

今回から、今までとすこし違って、設計の観点から住宅について語ってみようと思います。 そこで、今回のテーマはキッチンにしてみました。

キッチンは、住宅の中で最も「作業」が発生する場所である上に、生活の中心となるダイニングやリビングとも密接に連携する大切な場所です。

では、「理想的な」キッチンのためにはどうすればいいのでしょう。

「理想的な」キッチンを望んでいる人たちは多分、自分の料理の仕方や家事のスタイルなどに様々な意見や要望を持っています。それらは使う道具に関することから建物全体に及ぶものまでさまで、並列的です。

これはまさに混沌と言える状況です。

これを一人で解決するにはなかなか厳しいものがあります。まず第一歩として、解決のプロの知恵を借りてください。

そんなプロは、各キッチンメーカーのショールームにスペシャリストやコーディネーターという肩書で必ずいます。

もちろん私たちのような住宅の設計者も十分お役にたてると思います。

📷

閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

家づくり Q&A 第122回

家づくりQ&Aの122回目です。 前回、ことわざのはなしが出ましたので、畳にまつわることわざを拾ってみました。 最近ではあまり聞かれなくなったものもあります。 「起きて半畳、寝て一畳」 どんなに広大な屋敷に住んでいても一人の占める面積はわずか一畳か半畳であるというたとえ。 「畳水練」 理屈や方法だけに詳しくて、実際の役に立たないこと。 「悪人は畳の上では死なれぬ」 悪いことをする人は、快適な畳の

家づくりQ&A 第121回

家づくりQ&Aの121回目です。今回は畳表について。 俗に「女房と畳は新しい方が良い」と言われることがあります。新妻と新しい畳は、清々しくて気分がよいということから転じて、新しいものは清々しくて美しいという意味のことわざです。 今となっては堂々と使える場は少なくなりましたが、畳の清々しさは、畳表に使われている藺草(イグサ)に由来します。 イグサはイグサ目イグサ科イグサ属の単子葉植物で、種とし

bottom of page